病気の早期発見、早期予防を目的とした人間ドック、PET-CTを行なっています。
PET装置とX線CT装置を合体し、同一ベッド上で移動することなく両検査を受けることを可能とするCT付PET装置(PET+CT)を導入いたしました。
PET検査で異常な部分が見つかった場合に、CT画像でその位置をより正確に知ることができます。
X線とコンピュータを用いて、輪切りの画像を連続して撮影することで、身体(頭部、躯幹部、四肢部)の内部状態を抽出し、診断する検査です。造影剤を使用しない場合、全く苦痛はありません。今回当院が導入した装置は、きわめて短時間に広範囲に検査ができます。
MRI検査は、体内の水分・脂肪分を一時的に磁化する事で、体の臓器や血管を撮影する検査です。放射線被ばくがなく、検査による痛みもありません。
特に、体内の軟らかい組織の描出に優れ、脳・脊髄、肝臓・胆嚢・膵臓・子宮・卵巣・前立腺といった腹腔内臓器の病変に対して、優れた診断能力を発揮します。
当院の装置は、中程度の磁場(1.5T)である為、感度のムラが少なく、均一な画像が撮影出来ます。
X線を利用した検査で、通常のX線撮影とは異なり、TVモニターを通じてリアルタイムに体内を観察しながら検査を行います。
(主な検査)
・ 上部消化管(食道、胃、十二指腸)造影
・ 下部消化管(大腸)造影
マンモグラフィーは、乳がんを診断する方法のひとつで、乳腺・乳房専用のレントゲン撮影です。マンモグラフィーは、乳房の中を細かくみることができ、症状がない初期の乳がんを写し出すことができます。画像診断(マンモグラフィー)を定期的に受けることで、乳がんの早期発見率はぐんと高まります。
エネルギーの異なる2種類のX線を利用して、骨密度をより精密に測定します。骨折や寝たきりの原因となる、骨粗しょう症の危険性を評価する事が出来ます。検査は前腕部を差し出して2分程度じっとしているだけで、簡単に検査出来ます。
光ファイバーのコードを通して、体腔内の表面を直接肉眼で観察する事が出き、炎症や潰瘍・ポリープ・憩室・悪性腫瘍など、様々な病変を発見する事が出来ます。異常な組織は、検査中にそのまま検体を抽出する事が出来ます。
(主な検査)
上部消化管(食道、胃)・下部消化管(大腸)
超音波の反射を利用して、体内の画像をリアルタイムに描出します。ドップラー法による血液流速の測定や、狭窄・乱流・逆流の検出等が可能です。骨等の障害がなく、水分が豊富で音波を通し易い軟部組織の描出に優れています。
超音波が体内へ通り易い様に、ゼリーを体表面に塗って検査します。
(主な検査)
頸動脈・甲状腺・心臓・腹部
超音波の反射を利用して、体内の物質の硬さを測定します。肝硬変が進行すると、組織が線維化して硬くなる為、超音波の伝搬速度はより速くなります。この音速を変換して肝臓の硬さを解析し、キロパスカル(kPa)で表示します。
(主な適応症例)
肝硬変