病気の早期発見、早期予防を目的とした人間ドック、PET-CTを行なっています。
トップ > 健康診断・人間ドックのご案内 > 脳ドックのご案内
ある日突然・・・では遅いのです。
脳血管疾患は、かつては日本人の死因第1位を占める病気でした。近年、医療の進歩などによって死亡率は減ったものの依然として高く、「がん」「心疾患」「肺炎」とともに上位を占めています。
例えば脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳の病気はある日突然発症し、生命を一瞬にして奪ったり、言語障害や麻痺などの重い後遺症をもたらします。
これらの病気は発症してからでは遅く、病気の前兆を早めに発見し、治療することが重要です。
脳ドックは、特に症状がみられないまま進行していく脳の病気の発見に大変役立ちます。
MRA(MRIによる脳血管画像)
脳動脈瘤
血管の狭窄
死亡順位別死亡数(2011年)
男
死因 | 死亡数(人) | |
---|---|---|
1位 | 悪性新生物 | 213,109 |
2位 | 心疾患 | 91,188 |
3位 | 肺炎 | 66,547 |
4位 | 脳血管疾患 | 59,577 |
5位 | 不慮の事故 | 32,540 |
女
死因 | 死亡数(人) | |
---|---|---|
1位 | 悪性新生物 | 144,076 |
2位 | 心疾患 | 103,573 |
3位 | 脳血管疾患 | 64,207 |
4位 | 肺炎 | 58,105 |
5位 | 老衰 | 39,698 |
データ:厚生労働省 統計情報・白書
※平成26年04月現在の料金です。
検査項目 | 料金 |
---|---|
頭部MRI・MRA | ¥21,600 |
検査項目 | 料金 |
---|---|
頭部MRI・MRA、頸動脈エコー、眼底カメラ、X線検査(頚椎・胸部)、心電図、身体計測、尿検査(糖・蛋白・潜血)、血液検査 | ¥26,500 |
<血液検査項目>
〈血算〉赤血球・白血球・血小板・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC |
シニア脳ドック及び国保脳ドックの検査は、14:30以降となります。
頭部MRI・MRA検査でわかること
無症状性脳梗塞や未破裂脳動脈瘤の将来脳卒中を起こすかもしれない危険因子である脳の病気の発見に大変優れた成果を上げています。
55歳以上の方で、物忘れが気になるという方には、オプションとして認知機能検査(VSRAD[MRI画像統計解析]+認知機能テスト)を付ける事が出来ます。
※既に認知症が進行しておられる方や、脳出血・脳梗塞といった脳卒中の既往症がある場合等は、正しい解析結果が得られない為、検査対象外となります。
高齢化社会の到来と共に、認知症を発症する方の割合は年々増大傾向にあります。認知症は一般的に、脳血管の病変による非変性型認知症と、脳組織そのものの病変による変性型認知症の2つのタイプに分けられます。変性型であるアルツハイマー型認知症(AD)は、高齢者で最も発症割合が高く、且つ障害が深刻です。日常生活に支障を来たし自力で生活出来なくなる為、ご家族の介護負担も大きく、最終的には発症より約6~15年で死に至ります。早期にその兆候を発見し、早期に治療を開始すれば、その病期の進行をかなり遅延させる事ができます。最近もの忘れが気になるという方は、『VSRAD』というMRI画像を統計的に解析する検査を受ける事で、アルツハイマーに特徴的な萎縮性病変を数値化して、客観的に評価する事ができますので、正常なもの忘れとの鑑別に有効です。
※平成26年04月現在の料金です。
検査項目 | 料金 |
---|---|
認知機能テスト(HDS-R・MMSE )、VSRAD(脳容積統計画像解析) | 脳ドック料金+\5,000 |